事業内容

プラスチック射出成型とは？

山田精機製作所が最も得意とするのは「プラスチック射出成型」という、プラスチック製品を生み出す方法です。
私たちが日常生活で目にするプラスチック製品の90％はこの方法で生み出されますが、一方で射出成型を行う会社自体は日本ではあまり多くないのも事実です。
日本国内でプラスチック射出成型を行う企業として、当社に求められるプラスチック製品は非常に特殊なモノです。主に自動車の軸受け部品に使われるため、「精密部品」にもかかわらず且つ過酷な環境下の中で長期間の使用にも耐え得る「耐久部品」といった部品製造を担っています。
皆様がクルマに乗られた時、見えない部品ではありますが我々が生み出した製品が皆様の安全を支えています。

なぜ、「射出成型」と言うのでしょうか？簡単にご説明させていただきます。

プラスチック製品は「金型」の中で同じものが大量に作られますが、金型の中へは熱で溶かした材料を液体にして注入します。その時、まるで注射器で液体を送り込む様子に似ていることから、「射出成形」と呼ばれています。実際は注射器の中はローラが回って材料を送りながら熱で溶かし、金型に入れて冷やしてから製品を取り出すと言った方法です。この過程で、山田精機製作所独自の部品材料を用いたり、ロボットを活用したりといったノウハウがあります。

 

製造する産業分野

当社では金型製作(3次元)から射出成形・精密加工・組立まで一貫した生産体制を敷いております。
特に射出成形などのプラスチック成形加工に関しては、機構部品・一般家電製品をはじめとした幅広い業界の製品製作に携わっております。

 

営業品目

軸受け機器（主に自動車部品） 、プラスチック製品/金型　（機構部品・家電製品）　など

産業分野

自動車、二輪車、精密機器、産業用機械など

対応樹脂素材

• プラスチック
  PE、PC、POM、ABS樹脂、PS、PBT、PA、PPEなど
• エンプラ、その他樹脂
  PPS、PEEK、PMMA、GRPなど